著者:山口雄大(12期)
品切れ、過剰在庫を防ぐ技術
「いつどれくらい売れるのか?」製造業の悩みを解決。生活者が必要とするタイミングで適切な量を届けるために「この時、これくらい欲しい」という需要を予測し、商品を生産するのが現代の製造業には欠かせない「需要予測」という仕事である。
本書では「統計学」の側面が強い需要予測を、独自の「認知科学」の観点からひもとき、膨大な商品・季節による変動・流行に移ろいやすい生活者などにより、需要の予測が非常に難しい化粧品業界を実例にとりながら、明日からビジネスに役に立つ実践的な需要予測を学んでいく。
目次
- はじめに
- 第1章 需要予測とは何か
- 第2章 認知科学で読み解く予測ミス
- 第3章 思考のクセによる予測の落とし穴
- 第4章 心の状態で変わる予測の景色
- 第5章 プロの感覚を見える化する科学
- 第6章 当たらない需要予測
- 第7章 環境で動かすチームマネジメント
- おわりに AI時代の需要予測
- 参考文献